少し前のことになるが、San Diego で開催される Modern Times 主催のサワービールの祭典、Festival of Funk に行ってきた。その際に、いくつかブリュワリーにも寄ってきたので、その紹介。まずは、Festival of Funk 主催者であり、ポートラ…… more ンドやロサンゼルスにも店舗がある Modern Times Beer （モダン・タイムズ・ビール）。今回はカフェ及びコーヒー・ロースタリーを併設するブリュワリー兼タップルームである The Lomaland Fermentorium Tasting Room へ。こちらは Point Loma に施設がある。ストリップクラブなども近くにある怪しいエリアの一角にタップルームはあり、外に大きなサインが出ていなかったらまず気づくことは難しい。ところが中に入ると一変、ビアギーク、そしてコーヒー好きのための空間が広がっている。ここの缶のデザインも革新的かつ普遍的なデザインで注目を集めているが、このタップルームはそれを引き継いでいる感じで面白い。モダンタイムズという名のごとく、80年代がテーマだ。中央にはタップ、そして左にはコーヒーロースター及びカフェ、そしてその奥にお土産コーナーがある。積み上げられた本で構成されているカウンターにてビールを注文。フルと小さめのテイスターが注文可能。ここでしか飲めないものも含め、以下を飲んでみた：Ice - PilsnerDragonsong - DIPAAvalon - New England IPARed Wine Barrel Aged Transit of Venus (with Raspberry And Peaches)Mountain Voice - New England IPAWizard & Graf: Chapter 2 - Beer/Cider hybridIceやAlavonももちろん美味しかったが、ラズベリー濃いめのワイルドエール Transit of Venus や初体験のビールとシードルのハイブリッドである Wizard & Graf も興味深い味で飲めてよかった。また、色も綺麗なので、見ていて楽しい。コースターにさり気なく書かれている”Brewed by Wizards（魔法使いがつくっています）”もカッコいい。Modern Times に限った話ではないのだが、ここのところコーヒーポーターやコーヒースタウト等コーヒーを使ったビールが増えてきており、それに合うコーヒーを提供しているコーヒー豆のロースタリー（珈琲焙煎所）が増えているとのこと。その場合、そのまま飲むコーヒー用の豆とは異なり、ビールに足されることを考慮した豆の焙煎が必要になるのだそうだ。その話を聞くと、Modern Times が自社でコーヒーを焙煎していることも納得だ。コーヒーも試してみるべく、Burbon Barrel Age Ethiopian Hambela と Mexico Nopala Microlot を購入。コーヒー豆のバーボン樽熟成とは！？ここはお土産コーナーももちろん充実。Tシャツから様々なタイプのグラス、そして帽子や靴下等なんでもある。North Park の店舗はカウンターがVHSのテープでできているらしいので、そちらも一度行ってみる価値がありそう。Modern Times Beer3725 Greenwood St, San Diego, CA 92110http://www.moderntimesbeer.com/  close

米国サンディエゴのビール旅 (1)：Modern Times Beer