Richmond でのちょっとした用事を済ませ、近辺で何か新しいブリュワリーが無いか探してみたところ、偶然見つけたのがここ、Armistice Brewing Company (アーミスティス・ブリューイング)。昨年の8月にタップルームがオープンしたということで、かなり新しいブリ…… more ュワリーだ。元々ホーム・ブリュワーだったGregory氏とAlex氏の兄弟（姉と弟）が始めたブリュワリーとのこと。中に入ってすぐに気づいたのが、他のタップルームとはやや異なる客層とポップな内装。一階がこちら。そして二階がこちら。来ているお客さんも、ビール片手にブリュワリーの人を話をしている人もいれば、マックを広げてビールを飲みながら仕事をしている人もいたりする。行ったタイミングが昼だったというのもあるのだろうけど、静かですごく居心地が良い。また、ここのテーブル等で使われている木材は、オーナー二人のお母さんが住んでいたナパの家に併設されていた納屋の一部だったという話も心温まる。ここではハーフの注文が可能だったので、以下を飲んでみた。Boysenberry πPA á La ModeNifty!Tea & CrumpetsHiney the BungerBoysenberry πPA á La Modeはかなり面白い味のフルーツIPAで、IPAにboysenberryとバニラを混ぜたもの。サワー過ぎず、甘すぎず。クリーンなWest Coast IPAであるNifty!も美味しかったが、個人的なヒットはイングリッシュ・アフタヌーン・ティーかの様な味の Tea & Crumpets。ベースとなるEnglish Golden Aleに大量のクランペットというイギリスのパンを加え、さらに醗酵の最終工程で少し紅茶のアール・グレイを加えたもの。キワモノに聞こえるかも知れないがどれも風味程度なので、実にビールとして美味しく飲めた。Hiney the Bunger は某北の方の数時間並ぶブリュワリーのビールをもじった名前のCheerywood Smoked BBA Imperail Stout。アルコール度数12%の強烈ビール。なお、タップにあるビールのテイスティング・ノートや背景のちょっとした小噺が記載されているメモ帖も置いてある。今回は2階席でビールを飲んだが、下に見えるテラス席も気持ちよさそうだった。あいにくベイエリアとは言え、気温がさほど高くなかったので今回は室内で。ブリュワリーの周りの壁にも植物が生けられていて面白い。ここはグッズも充実。Tシャツ等種類も多く、デザインもタップルーム同様にポップで可愛いものが多い。いろいろと行った倉庫街にあるようなブリュワリーの中でも、ここはかなり寂れた環境の中にあると思うけど、その分ブリュワリー自体は素晴らしいので頑張って欲しいところだ。タップルームでは食事はでないけど、ほぼ毎日目の前にフードトラックが来ているので食事もたべることはできる。Armistice Brewing Company845 Marina Bay Parkway, Suite 1, Richmond, CA 94804http://www.armisticebrewing.com/ close

カフェの様な居心地の良いタップルーム：Armistice Brewing Company